井上太郎が憲法9条批判でまたもやデタラメを言っています。しかし、注意しないとこんな発言でも騙される人が出る恐れがありますので取り上げたいと思います。

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参照) 

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>>憲法9条はあっても、
>>南朝鮮により竹島は侵略されています。
>>日本国憲法9条が戦争を抑止していると言うのは、
>>左翼の嘘です。



「憲法9条があっても実際に戦争は抑止できていないじゃないか」ということを言いたいのでしょうが、井上太郎の頭は大丈夫でしょうか(大丈夫なわけないですが)。


実際に戦争起きていませんよね?


竹島は日本がまだ独立を回復していないうちに韓国に実効支配されてしまいました。もちろん日本からすれば完全な不法占拠で、侵略と言えるものです。


ですが、戦争は起きましたか? 起きていませんよね?


実際に戦争が起きたなら、「9条が戦争を抑止しているというのは嘘」と言えるかもしれませんが、戦争が起きていないのに何を言っているのでしょうか、井上太郎は?


さらに言えば、9条が無かったらどうだと言うんでしょう? 9条が無かったら侵略されなかったと言うんでしょうか? それとも、9条が無かったら侵略されてもやり返して追い出せたと言うんでしょうか? でも、それって戦争ですよね。そうならば、憲法9条がなければ韓国を巡って韓国と戦争していた、逆に言えば9条があったから戦争はしていないってことになりますね。


韓国に「侵略された」というのを、まるで韓国と「戦争した」かのようにさりげなく言葉をすり替えるところにネトウヨの卑怯さが良く表れています。こういうロジックのすり替えをする卑怯者の言うことは絶対に信じてはいけません。

日本国憲法 大阪おばちゃん語訳
谷口 真由美
文藝春秋
2014-12-05

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)
中沢 新一
集英社
2006-08-12

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