<ざっくり言うと>
- イラクで捕まった邦人人質まで在日認定する連中が現れる。もちろん根拠はゼロ。
- ヘイト連中にとって、人の命などどうでもよく、大事なのは自分が気持ちよくヘイトスピーチをできることだけ。
この記事執筆時点(2015/01/23)で、イスラム国による日本人拉致拘束事件で日本はてんやわんやの状況です。
こんな状況で、ついにとんでもないことを言い出す人まで現れました。。

(参照)
「あの人質は在日との噂がありますね」
「日本は関係ない」
ついに邦人人質まで在日認定したのです!!!
愛国カルトは、自分の主張の強化のためなら、日本人人質も平気で在日認定するし、「日本は関係ない」と言うことにして切り捨てようとするのです。
ちなみに、人質の一人である後藤氏は日本のパスポートを持っているビデオが残されています。ほとんどの地上波局がニュースで流したこの映像を、愛国カルト諸兄は見てもいないのでしょう。

(参照)↑日本のパスポートを見せる後藤氏
==1月28日追記==
これでも信じない人がいるので、別の画像も載せます。

↑1月25日『報道ステーションSUNDAY』

↑間違いなく日本の一般人用5年物のパスポートですね。
2ちゃんねるおよびまとめサイトなどにおいては、彼が持っているのが「公用パスポート」(緑色)で、「本来は官僚や政治家などの公務のためのものだが、現在は在日用と化している」なんて言っている人もいますが、大嘘ですので騙されないように。在日韓国朝鮮人が日本の公用パスポートを持てるはずがないのに、何を言っているのやら…。ちなみに在日韓国人の場合は韓国大使館で、在日朝鮮人の場合は朝鮮総連でパスポートを取得します。また、後藤氏が持っているものは紛れもなく一般人用の5年物(黒)です。
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そして、「彼らは日本人である」と指摘されても、「帰化した朝鮮人」ということにしてしまうのです!

(参照)
お分かりでしょうか? 愛国カルトは、どんな証拠があっても嫌いな人間は在日認定し、嫌なことは全て在日のせいにし、彼らにひとたび在日認定されたら、命も軽視されるのです。彼らの脳内では、人質二人は朝鮮民族ということが確定してしまったようです。
こんなことを言う人もいます。

(参照)
>>人質の件、KYの在日、朝鮮人のやり口だと皆言ってる!
だれが言ってるんだ!!???
以前このブログで、「みんな」とか「全員」とか「絶対」とかいう言葉を使う人を信用してはいけないという話をしました(こちら)。なぜなら多くの場合、「過度の一般化」と呼ばれる認知のゆがみを起こしているからです。実際には自分と友達2人ぐらいが言っているだけのものを、「みんな言ってるよ」と言ってしまうこと。小学生ぐらいだとよくありますが、大人になったらさすがに卒業してほしいものです。
さて、この人の論理では、イスラム国の人質になったアメリカ人やフランス人やイギリス人などのジャーナリストも、みんな朝鮮人だったんですかね? そんなところまで考える頭は持ち合わせていないご様子です。
逆に、「日本人は『飛んで火にいる夏の虫』を実行しない」ということは、危険な場所で活動されている戦場ジャーナリストに日本人はいないんですかね? 太平洋戦争で命を落とした人たちの中にも日本人はいなかったんでしょうかね? 愛国カルトもここまでくると、現実世界ではなくファンタジー世界に住まわれているのではないかとさえ思えてきてしまいますね。なんて卑劣なんでしょうか。
このように、愛国カルトにとって大切なのは人の命など眼中になく、ただ自分たちが気持ちよく在日ヘイトができればそれでいいのです。
これが愛国カルトの恐ろしい実態です。彼らがもし力を持ったら日本がどうなってしまうのか、考えるだけで恐ろしいです。日本人の命を軽視する愛国カルトたちに、決して耳を傾けてはならないのです。
さて、後藤氏の話ばかりが出てしまっていますが、もう一人の湯川氏はこの記事によれば「日本の右翼思想に傾倒」していたそうで、田母神氏と握手している写真もSNSに投稿しています(参照)。

上で紹介した火炉戸氏の理論を用いると、彼は右翼思想に傾倒し、田母神俊雄氏を支持する在日朝鮮人と言うことになってしまいますね。多分愛国カルトはそんなことまで頭が回っていないのでしょう。
==愛国カルトに騙されないための今日の心得== |
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