田母神氏はこれまでにも福島第一原発周辺の避難地域は安全だと、核や放射能に対して無知を晒してきました(詳しくはこちら参照)。
しかし、もしかしたら、彼は無知なのではなく生物の常識を超えた新しい存在なのかもしれない可能性が浮上しました。かなり前のツイートなのですが紹介します。
(参照)
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彼は2.7マイクロシーベルトの1万倍の放射線、すなわち毎時27ミリシーベルトの放射線を24時間365日浴び続けても健康上有益だと言っています。
さて、毎時27ミリシーベルトとはどのくらいでしょうか?
まず、東京では大気中の放射線量は毎時0.03~0.04マイクロシーベルトぐらいです(東京都健康安全研究センターHP参照)。つまり、世田谷で観測されたという毎時2.7マイクロシーベルトというのは、それだけで通常時の100倍近い放射線量ということになります。また、年間の被曝量は、食べ物などから受ける内部被曝を含めても世界平均で2.4ミリシーベルトぐらいらしいので(放射線科学センターHP参照)、田母神氏が「健康上有益」だと主張する毎時27ミリシーベルトだと僅か5分で年間の平均被曝量を超えることになります。
さらに、JAEA(原子力機構)の基準では、一般公衆が受ける放射線量の基準は年間で1ミリシーベルト以下(内部被曝を含まない)で、放射線業務従事者でも5年間で100ミリシーベルト以下に制限しています(参照)。田母神氏は4時間弱で放射線業務従事者の5年間の被曝線量線量を超える放射線を浴びても平気どころか健康が促進されるのです。
田母神氏は防護服無しで福島第一原発で作業できるんじゃないですかね? 是非田母神氏に核燃料取り出し作業をお願いしたいものです。
より詳しく放射線の影響を見てみると、短時間に150ミリシーベルトで精巣の一時的不妊、200ミリシーベルトでがん発生率が上昇し、500ミリシーベルトで脱毛などの症状が出て、3000~5000ミリシーベルトで半数の人間が60日以内に死亡します。

(参照)
27ミリシーベルトを24時間受けると648ミリシーベルトですので、田母神氏はがん発生率が高まる放射線をわずか8時間で浴び、5割の人間が死亡する放射線量を5日間で浴びても、健康被害が出るどころか健康が増進されるのです!
田母神氏は福島原発20キロ圏内は安全だとか言ってましたが、こんな特殊な体を持っているなら納得です。彼は人間を超えた超生物なのです。

↑田母神氏
人間の常識どころか生物の常識を逸脱した存在に、自衛隊も政治も預けてはいけないと私は確信しています。
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彼は2.7マイクロシーベルトの1万倍の放射線、すなわち毎時27ミリシーベルトの放射線を24時間365日浴び続けても健康上有益だと言っています。
さて、毎時27ミリシーベルトとはどのくらいでしょうか?
まず、東京では大気中の放射線量は毎時0.03~0.04マイクロシーベルトぐらいです(東京都健康安全研究センターHP参照)。つまり、世田谷で観測されたという毎時2.7マイクロシーベルトというのは、それだけで通常時の100倍近い放射線量ということになります。また、年間の被曝量は、食べ物などから受ける内部被曝を含めても世界平均で2.4ミリシーベルトぐらいらしいので(放射線科学センターHP参照)、田母神氏が「健康上有益」だと主張する毎時27ミリシーベルトだと僅か5分で年間の平均被曝量を超えることになります。
さらに、JAEA(原子力機構)の基準では、一般公衆が受ける放射線量の基準は年間で1ミリシーベルト以下(内部被曝を含まない)で、放射線業務従事者でも5年間で100ミリシーベルト以下に制限しています(参照)。田母神氏は4時間弱で放射線業務従事者の5年間の被曝線量線量を超える放射線を浴びても平気どころか健康が促進されるのです。
田母神氏は防護服無しで福島第一原発で作業できるんじゃないですかね? 是非田母神氏に核燃料取り出し作業をお願いしたいものです。
より詳しく放射線の影響を見てみると、短時間に150ミリシーベルトで精巣の一時的不妊、200ミリシーベルトでがん発生率が上昇し、500ミリシーベルトで脱毛などの症状が出て、3000~5000ミリシーベルトで半数の人間が60日以内に死亡します。

(参照)
27ミリシーベルトを24時間受けると648ミリシーベルトですので、田母神氏はがん発生率が高まる放射線をわずか8時間で浴び、5割の人間が死亡する放射線量を5日間で浴びても、健康被害が出るどころか健康が増進されるのです!
田母神氏は福島原発20キロ圏内は安全だとか言ってましたが、こんな特殊な体を持っているなら納得です。彼は人間を超えた超生物なのです。

↑田母神氏
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コメント
放射線ホルミシス効果が期待されていた(いる)ものの一例がラドン温泉療法です。
もともと放射線ホルミシス効果は、彼が発言するような高レベル線量についての議論ではありませんでした。
放射線ホルミシス効果(健康増進効果)の有無については、評価が難しいレベルのわずかな効果を見いだそうとしていることなどがあり、現在なお定説はありません。
https://criepi.denken.or.jp/jp/rsc/study/topics/hormesis.html
https://ndrecovery.niph.go.jp/trustrad/natural_radiation.html
>汚染水で育った魚は美味いだとか言っていましたが、
本当に田母神氏がそのようなことを言ったかどうかや、どんな言い方をしたのかはしりませんが、まず汚染水というのは放射性核種の除去処理が行われていない水のことなので、議論する価値はありません。
少なくとも現在放流される処理水(実際にはそこから更に希釈されてゆく)の中で育つ魚介類については、心配いらないと思いますし、出荷されている魚介類についてなら、美味しいと言ってもよいでしょう。
(処理水に含まれる核種の殆どはろ過によっても除去しきれなかったトリチウム(水素の放射性同位体)ですが、その大半はトリチウム水(水分子の水素がトリチウムに置換されたもの)として存在します。一部はたんぱく質などに取り込まれますが、それもやがて分解されトリチウムも排泄されます。魚介類の生体内にトリチウムが蓄積(生物濃縮)してゆくような代謝・蓄積経路は知られていないと思います。これが水銀などの重金属元素などとトリチウムの相違点です。
魚介類が置かれた環境中のトリチウム対非放射性水素の比率が低ければ、魚介類体内の比率も同程度にとどまると考えられています。IAEAの基準に基づき世界中の原発が放流しているトリチウム水の濃度を考慮し放流されていますので、他国沿岸の魚介類と福島周辺の魚介類との間にリスクの差は生じません。
しかし未知の代謝・蓄積過程があるかもしれないことや、僅かに含まれる他の核種の存在を考慮し、環境等をモニターしながら放流が行われているはずです。)