信じられない感覚です。そこに住む人の気持ちなどみじんも考えない最低の発言で、こんな日本の土地を、街を、「いらない場所」などと表現できる井上太郎は決して愛国者などではありません。彼は日本を愛してなどいません。彼が愛しているのは自分自身の主張だけです。自分大好きナルシシストです。


しかも井上太郎は、戦争になっても原発は狙われないと思っているようです。福島の事故を見ればわかりますが、あの後東京でさえ放射線量が高い地域が見られました。チェルノブイリは半径30キロが居住不能の避難区域になり、半径350キロの範囲にホットスポットが点在しています。350キロというと、福島原発から静岡まで届く距離です。福島原発が仮にミサイルのようなもので完全に破壊されたとしたら、東京にもその被害が及ぶことは明らかです。川内原発なら350キロと言うと九州全域はもちろん、広島まで届く距離です。


仮に大都市まで直接の被害が及ばなくても、現地の人たちの被害は計り知れません。経済は破綻しますし、難民も発生するでしょう。3.11の避難者は未だに20万人を超えています（復興庁HP参照）。井上太郎の眼には、こういう人たちは「いらない場所」に住んでいる「いらない人」たちとして映っているのでしょう。


本気で日本を壊滅させようと思えば、当然原発を攻撃するでしょう。井上太郎は山本議員や彼に投票した人を「お花畑」「おめでたい」と言いますが、戦争になっても原発が攻撃されることはないと思っている井上太郎の方が何百倍もお花畑でおめでたいです。


戦争でなくても、私がテロリストで日本を混乱させることが目的なら、攻撃能力さえあれば絶対に原発を狙います。


井上は山本議員について「こんな程度でもなれてしまう日本の国会議員」と言いますが、「こんな程度でもなれる」国会議員になれなかった、「福島原発周辺は安全」と言う田母神俊雄氏と、そんな田母神氏を応援する井上太郎はさぞかしおめでたいのでしょう。


一体どういう教育を受ければ、こんなお花畑でおめでたい人間が生まれるのか全く分かりませんが、こんなお花畑な井上太郎の信者が一人でも減ってくれることを願います。そして、今井上太郎を信じてしまっている人は、もし「愛国心」が自分にあると思うなら、こんな愛国心の欠片もない井上太郎のことなど忘れるべきだと思います。


次回「井上太郎言い訳してさらに恥を晒す」に続く。

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