<ざっくり言うと>
  • 「アメリカでは4代にわたって出自を公表しなければ国会議員になれない」は井上太郎が流したデマ。
  • 井上太郎は決して情報ソースを出さない(もともと存在しない)。自分に都合のいい情報だろうが、情報ソースもないものを信じてはいけない。
↓デマしかない井上太郎のいつも通りのデマ
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蓮舫の国籍問題に絡んで、こんな発言をしている人たちが大勢いるようです。

>>アメリカでは政治家に立候補する場合は、
>>4代前までの出自を明らかにするよう定められている
>>アメリカ同様に4代の出自証明を必要とすべし >>アメリカは国会議員は4代前までの出自提示する義務があるらしいですよね >>アメリカでさえ被選挙権は4代前までの出自を調べられる


正直言って、こんなデマを信じられる人がいるってことが信じられません。こんなことあるわけないだろうが!!


どうやらこのデマの出所は、あの井上太郎ようです。このブログを始めるきっかけになった、言うことなすことデマと差別ばかりと言う驚くべき大嘘つきネトウヨです。多くのネトウヨは他人の発言を曲解したり、ネット上の情報を鵜呑みにしたりするものなのですが、この井上太郎という人物は、自分で積極的にデマを作り出す人物です。


井上太郎の言うことはすべてデマと考えても問題ないので、今回も井上太郎が絡んでいるというだけで、もうデマと確定したと言っていいわけですが、元ネタとなったツイートを見てみましょう。
>>アメリカでは国会議員に立候補する場合、
>>家計
(※家系)と血統そして宗教を公表することが義務で、
>>違反すると禁固刑になります。



この段階で、日本語がわかる人間なら、デマだと断定できるはずです。


「家系と血統」というのがそもそも意味不明ですよね。人間の「血統」ってなんなのやら。「家系と血統」と、同じ意味と思われるものを分けて書いている時点で、「怪しいな」「法律にこんなことが書いてあるわけないな」と想像がつきます。


次に、「違反すると禁固刑になります」とありますが、日本語がわかればこの段階で、デマだと断定することができます。「家系と血統と宗教を公表することが義務で違反すると禁固刑」と井上太郎は言っていますが、「公表しないと立候補できない」ならわかりますが、「公表しないと禁固刑」は論理的に絶対にありえません。だって、もしもそんな義務があるのなら、公表を拒む人からの立候補は受け付けなければいいだけです。


「公表しないと禁固刑」ではなく、「公表したものが事実と異なっていたら禁固刑」ならまだわかりますよ。でも、井上は「公表しないと禁固刑」だと言っています。「立候補したのに公表を拒んだな、逮捕だ!」って、どの段階で罪が成立するんですかね? 意味不明もいいところですよね。



日本でも、立候補の際に戸籍の提出が必要で、戸籍提出を拒めば立候補は受け付けてもらえませんが、「立候補申し込みをしたのに戸籍を提出しなかったな、逮捕!」なんて論理的にありえない、不可能であることは、まともな論理性がある思考ができるならわかるはずです。もう、この段階でデマだと断言していいですね。


さらに、常識的思考力があれば、次の一文の酷さにすぐ気が付くはず。


>>家系は両親の祖父母までさかのぼり公表しなくてはなりません。


絶対にありえません。アメリカみたいな移民の国で、両親の祖父母、すなわち本人の曽祖父母まで遡れってのがそもそも無茶な話です。どうやってそんな記録提出したらいいんですかね? 曽祖父母だと8人いますので、そこまで遡った記録を出すなんて、日本人だってなかなかできないんじゃないですかね? オバマ元大統領の父親って1936年に当時イギリス領だったケニアで生まれてるんですけど、曾祖父母までさかのぼったら1800年代後半までさかのぼらないといけません。当時のケニアにそんなものを証明できる記録が残ってるとは思い難いですね。


また、覚えている人も多いかと思いますが、日系アメリカ人の下院議員であるマイク・ホンダ氏が朝鮮系だというデマが流れたことがありました。もしもアメリカに議員立候補の際に曽祖父母まで遡って公表しないといけない義務があるのなら、マイク・ホンダも曽祖父まで公表されているはずで、こんなデマが出るわけはなかったわけです。


そして、井上太郎自身、こんなツイートをしていました。

「元は朝鮮人であることが暴かれています」「祖父母が朝鮮人で日本に移住」などと言っていますが、もしも曽祖父母まで遡って出自を公開しなければならないのなら、今更「暴かれる」も何もないわけです。井上太郎のツイートは完全に自己矛盾を起こしています。やはり、嘘に嘘を重ねると、必ずどこかで破綻するわけですね。


また、このデマについて、アメリカンセンタージャパンに問い合わせたという人のブログがあり、それによれば、アメリカンセンタージャパンがこのデマを否定しています。

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というわけで、今回も井上太郎の捏造でした。本当に、なんでこんなデマを信じられるんでしょうね。


そして、このデマを鵜呑みにして拡散する保守速報のようなデマサイトは存在価値の一片もないということを付け加えておきます。

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↑井上太郎のデマをそのまま伝えるデマサイト『保守速報』


井上太郎のようなデマ太郎の流すデマの困るところは、それをデマだと裏付ける証拠を探すのが非常に困るところです。井上太郎は決して情報ソースを示しませんので、今回のようにあからさまなデマであっても、「そのような事実はない」ということを示すのがなかなかに困難です。


ですので、情報ソースが明らかでないネット情報は信じない、というのが、ネットデマから身を守り、自身がデマゴーグにならないための鉄則です。


逆に言えば、情報ソースが明らかでないネット情報を鵜呑みにする人間の言うことは、信じるに値しません。とりあえず、こんな頭の悪いデマを吐くやつにも、騙されるやつにもならないように気を付けないといけませんね。


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