この記事は2017/10/15の再掲です立憲民主党に対し、渡邉哲也がこんな揚げ足取りにもなっていないツイートをしていました。
立憲って、新憲法作るのか■枝野氏新党は「立憲民主党」 | 2017/10/2(月) - Yahoo!ニュース https://t.co/jZmkXVU2Ui @YahooNewsTopics
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2017年10月2日
立憲とは https://t.co/lZq6vHTU9N りっけん【立憲】 憲法を制定すること 大辞林 第三版
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2017年10月2日
ならば立憲主義民主党にすべきでしょう。立憲とは新憲法制定を意味し、明らかに誤解を招く名前ですよ。 https://t.co/XP5oRptpOu
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2017年10月2日
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「立憲」とは「憲法を制定する」という意味だから、立憲民主党は新しく憲法を作る党という意味になる。立憲主義政党だと言いたいのなら「立憲主義民主党」と名乗れ、というわけです。
その理屈だと「立憲君主制」は「憲法を新しく作る君主制」という意味不明な単語になってしまいますし、「自由民主党」も「自由主義民主党」と名乗らないといかんのじゃないですかね? 「自由主義」じゃなくて「自由」だけだと「自分の意のままに振る舞うことができること」「勝手気ままなこと。わがまま」「他から強制・拘束・妨害などを受けないこと」と言う意味なので、国民が国家の束縛から自由なんじゃなくて、自民党が憲法にも何にも縛られず意のままに政治を執り行う、という意味と誤解されてしまいますが。まあ、それは事実か。
さらに渡邉哲也は、中学生でも騙されないような、驚くべき発言をします。
>>頭悪いなぁ、頭悪いなぁ、過去に立憲と付けた政党は 基本的に憲法制定を前提としていたのですよ。そして、立憲の意味は憲法制定 立憲主義ならば立憲主義とすべきでまぎらわしい誤解を招く表現です。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2017年10月2日
>>過去に立憲と付けた政党は
>>基本的に憲法制定を前提としていたのですよ。
大嘘! というか大無知!!
渡邉哲也は中学の教科書にも登場する「立憲政友会」などの政党を知らないんですかね?
大日本帝国憲法制定(1889年)以降に作られた「立憲政友会」とか「立憲国民党」とか「立憲民政党」とか「立憲同志会」とかは、どれも改憲や新憲法制定を目指してなどない立憲主義政党なんですが、こういうのを渡邉哲也は知らないらしいですね。「過去に立憲とつけた政党は基本的に憲法制定を前提としていた」などと大嘘をよくもまあ堂々と吐けるものです。中学の社会科の勉強をし直してほしいです。
そもそも、世の中には「立憲民主主義」という言葉があるので、渡邉哲也の言っていることは揚げ足取りにもなりません。
これだけならただの言いがかりをつけるおっさんですが、この後がすごかった。渡邉哲也の主張は我々の予想をはるかに超えていきます。「立憲民主党」よりも「護憲民主党」の方が合ってるというコメントに賛意を示し、こんなことを言うのです。
護憲なら96条も認めないとおかしいわけで、所詮9条教でしかないのですね。RT @xshochanx: 本来なら護憲民主党とすべきですよね。どのみち民主党と略されるのを見越しての事で、接頭語は何でもいいのでしょう。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2017年10月2日
ある意味詐欺商法です。 https://t.co/aAcEUuYj9J
お困りの方が大量に湧いているなぁ、、枝野新党が最後の頼みの綱なんでしょうね。 立憲とは りっけん【立憲】 憲法を制定すること。大辞林 第三版 であり、立憲主義であるならば、憲法96条の改憲も認めるべき だから、護憲でもない。 憲法9条だけを守れというならば9条の会で十分
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2017年10月2日
お困りの方が湧いているなぁ、痛いんだろうなぁ 立憲と立憲主義は違い、立憲とは新憲法制定を意味する言葉でしかない。立憲主義であるならば憲法で規定された改憲を認めなくてはいけない。だから、護憲もおかしいわけで、所詮、憲法9条教でしかない
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2017年10月2日
>>立憲主義であるなら96条の改憲も認めるべきだから、護憲でもない。
>>立憲主義であるならば
>>憲法で規定された改憲を認めなくてはいけない。
>>だから、護憲もおかしいわけで、所詮、憲法9条教でしかない
げげげーーー!!!???
立憲主義だと改憲派でなければならないわけ!!!??? ここまで意味不明なこと言う人、初めて見たんだけど!
どういうわけか、渡邉哲也の脳内では護憲派は憲法96条を認めていないことになっているらしい。一体どこの誰がそんなこと言ったのだ? 共産党だろうが民主党だろうが社民党だろうがその辺の一個人だろうが、「護憲」を主張する奴で「憲法96条を認めない」なんて言ってる奴、一人たりとも見たことないぞ!
立憲主義とは憲法を順守する考え方なので、当然憲法96条にも従います。従うからこそ、憲法96条で規定されている「国会議員の2/3の賛成」というのを阻止しようとしているのです。国会議員の2/3の賛成があっても「憲法改正の発議は認めない」と言ったら立憲主義じゃなくなりますが、国会議員の2/3が改憲賛成派になるという状況を阻止しようとするのは、立憲主義に欠片ほども反しません。当たり前ですね。
多分、渡邉哲也の脳内では、「国会議員の2/3が改憲勢力になることを阻止する」ということが、憲法96条を守っていない、と解釈されているのでしょう。どこをどうやればそんな意味不明な解釈が生まれるのか不思議ですが。
立憲主義とは憲法を順守するというものなので、護憲派だろうが改憲派だろうが関係なく、すべての政治家が立憲主義の信奉者でなければなりません。本来わざわざ言うまでもない「立憲主義」という言葉がここ最近でにわかに注目されたのは、言うまでもなく安倍晋三が立憲主義をないがしろにしているからです。
つい最近では、臨時国会審議をぶっ潰して、憲法53条をないがしろにしましたが、特に注目されたのが、安保法案の時の集団的自衛権でしょう。集団的自衛権は、戦後一貫して違憲とされ、自民党もずっと違憲だと言ってきました。それを、安倍晋三が閣議決定ごときで急遽「合憲だ」と言い張ったのです。『憲法判例百選』(有斐閣刊)の執筆者である憲法学者に取ったアンケートでは、151人中127人が「憲法違反」、19人が「憲法違反の疑いがある」と回答し、「憲法違反の疑いはない」と回答したのはわずか3人でした。
(詳しくはこちら)
憲法学者の実に98%が「違憲」もしくは「違憲の疑いがある」と答えたわけです。70年間違憲とされてきたものを、一内閣の閣議決定ごときで変更し、圧倒的多数の憲法学者が違憲だとする中、強行採決した。こういうことが立憲主義に反しているとして、「立憲主義を守る政党」として、立憲民主党が立ち上がったわけです。まあ、本来であれば、「立憲主義」なんて、自民党も含めすべての政党が当たり前のこととしなければならないんですけどね。
渡邉哲也も、「立憲主義」という言葉が、集団的自衛権問題から話題になったことは理解しています。そこで驚くべきことに、こんなことを言い出しました。
>>立憲主義云々 集団的自衛権議論で、立憲主義云々 集団的自衛権議論で、憲法学者が違憲としたことに味をしめて、違憲だーとしている印象操作の一環に過ぎないわけで、「立憲」という言葉の意味は辞書にあるように憲法を制定すること でしかないわけです。そもそも統治行為論で片付く話 https://t.co/mNVY1KGmeR
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2017年10月2日
>>憲法学者が違憲としたことに味をしめて、
>>違憲だーとしている印象操作の一環に過ぎない
なんと!!! 集団的自衛権を違憲だと言うのは印象操作だと言い出した!!
渡邉哲也の日本語が下手すぎて、何を言っているのか非常にわかりづらいですが、それにしても便利な言葉ですね、「印象操作」。安倍晋三も「印象操作」って言葉が大好きですが、何を言われても「印象操作だ!」と言えば反論したつもりになれるんですね。私からすれば、渡邉が行っている「憲法9条教」なんて揶揄こそ、印象操作そのものだと思うんですが。
勝手に「立憲民主党」を「立憲」+「民主党」に分けて揚げ足取りにもなっていない言いがかりで勝ち誇り、勝手に護憲派が憲法96条を否定していると妄想して意味不明な批判を繰り広げ、憲法学者の98%が違憲だと言っていても「印象操作」で済ます。この人、作家で経済評論家らしいんですが、こんなひどいでたらめな論理展開で、どうやって経済評論なんかできるんですかね?
ちなみにこの渡邉哲也、以前「外国人は政治デモや集会に参加することはできない」「外国人がデモに参加することは内政干渉だ」と思いっきり無知な大嘘を流した人物でもあります(詳しくはこちら)。今回もその時同様、実に酷いデタラメ。この人、評論家のくせに、ちゃんと調べるってことをしないで思い込みで発言しちゃうんですね。
改憲派の一部には、護憲派が憲法96条を認めていないと思い込んでいるのがいると知れたのは一つの収穫でした。こういう意味不明な妄想解釈で「印象操作」をしようとする人間に騙されないようにしなければなりません。
~~今回のまとめ~~
・護憲派、改憲派に拘わらず、すべての政治家は立憲主義者でなければならない
・憲法96条を否定している護憲派などいない
・改憲反対は、改憲の要件を定めた憲法96条を否定しているのではない
・そんな当たり前のこともわかっていない渡邉哲也を信用してはならない
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コメント
共産党は共産主義党
社民党は社会民主主義党
では自民党はさしずめ
統一教会政治部とでもなりましょうか。
あと、彼のことをwikiで参照してみると「(渡邉は)三橋貴明とは交流があり(中略)三橋を『盟友』と呼んでいたが、三橋は渡邊哲也のことを『偽保守』と断じている」という記述があり、思わず吹き出してしまった。なるほど「ニセ保守」ねぇ、さもありなんという感じだ。
ここから勝手に話を脱線させていただくが、立憲民主党の代表者選挙が近付いてきたものの、自民党の総裁選に比べてほとんど盛り上がらないことにはタメ息しか出ない。
現職の泉健太が引き続いて立候補を表明しているのは当然として、他の候補はというと枝野幸男や野田佳彦といった、「昔の名前で出ている」ような無能で冴えない奴ばかり。世代交代して党のイメージを刷新する気は最初から無いようだ。もちろん、政権交代など絵に描いた餅だろう。
立憲民主党も野党とはいえ議員数は少なくないのだから、清新な印象を有権者に与える面子は絶対に存在するはずだ。どうしてそういうのを表に出さないのか。たとえば馬淵澄夫や小川淳也、重徳和彦、女性ならば鎌田さゆりや石川香織など、いくらでも考えられるけどね。
この党は、次の総選挙に勝つ気は無いと思われても仕方がない。戦う前から負けている。野党第一党がこの有様では、自民党の横暴を止められない。
なんなら次の衆議院選挙は政治家襲撃がキーとなるし。
意味不明。どうして野党の在り方を批評することが「野党を弱体化させてる」ことになるのだろうか。本人は何やら「分かっているような」口ぶりなので、是非とも御高説を賜りたいものである。
もしも説明出来ないのならば、単にコイツは頭が梅毒に冒されたような阿呆と断じるしかないな。
スライさん
個人的には、野田佳彦氏は無能だったとは思わないのです。彼の不運は、旧民主党政権スタート時の鳩山が期待値からの落差が激しく酷すぎ、そこに足を引っ張られたことだと見ています。もう一つの要因は東日本大震災。そのとき自民党は、旧民主党バッシングにあけくれていました。
そして、その後の安倍による「悪夢の民主党政権」の言葉によるイメージの定着もありました。
いま、民主党にせよ政界全体にせよ、本当に必要なのは「刷新感」ではなく「実際に刷新すること」です。「実際に刷新する」ためには経験値も必要だという野田氏の言葉には、一定の説得力があるように感じられます。
彼が党首選に立候補することで、党内議論が政策実現性を伴うものとして内容を深め、自民党を凌駕するほど活性化することを、私は期待します。
彼が党首になれるとかなれないとか自体は、あまり関係なく。
いかにも山本太郎とか好きそう
野党時代は公益性のあるデマ撒いて遊んでたくせに
あっという間に谷垣蹴落として乗っ取った安倍聖帝や
総理の息子+菅前総理の後押しというハイパー世襲の小泉棚に上げて
立憲の顔ぶれは旧態依然!刷新感なし!とか何言ってるんだかw
安倍派引き連れてゴリゴリのゴリ押しして即ボロ出してる小林は論外
刷新感とか言ってる時点で間違ってるんだよな
まず基本中の基本として立憲の代表選は自民と同じシステムだから
推薦人20人かき集めないと立候補できないわけだが
自民は雑に300人に対し立憲は100人そこら
歴代最高の立候補者数で正に群雄割拠₍失笑₎の自民と違い
立憲の代表選は現代表+2~3人が精一杯
泉が既に世代交代の象徴なのに
更に新しい象徴となる若いのが都合よく生えてくるわけがない
続く
続き
そして立憲の抱える問題は党の看板となる代表ではない
何故与党の椅子を失う事になったかという総括
失敗を糧にこうした改善をしたという力強い発信力
自民ではなく立憲の政策を選ぶとお得と思わせる説得力
そうしたものが何もない
子供手当で社会全体で子育て・最低でも県外の鳩山民主
アベノミクスで日本をトリモロスの安倍自民みたいな
目玉が今の立憲には碌に無い
春の補選で立憲に投票しないでと泣き叫び
立憲を出奔した一般人にさえ負ける惨敗をした維新のように
野党で一番数が多い以外に投票価値を示せないまま
自由汚職党は酷いと念仏唱えるだけで
音頭踊ったりシール張ってキャッキャッしてる体たらくで躍進は無理だね
いやいや、野田佳彦は無能そのもの・・・というか、「無能」ならばまだ良い。彼の存在は「有害」なのだ。
何しろ、首相在任時は社会保障・税一体改革関連法案を閣議決定したほどだからな。その法案には消費増税関連4法案も含まれる。元より野田は財政再建派・増税派の代表格で、早い話が財務省のポチだ。
もちろん、消費税率アップを正式決定したのは安倍政権だが、その素地を作ったのは野田だ。たぶん義務教育を終えて一通りの社会的常識をわきまえた者ならば誰でも分かると思うが、景気が悪いときに政府が増税を決めるのは自殺行為である。その自死セレモニーを粛々とやろうとしていたのが、野田をはじめとする財政再建派ってやつ。
しかも、野田は今でもそれを反省も総括もしていない。たぶん彼が立憲民主党の党首に返り咲き、さらに党全体が彼の提言政策を認知したら、自民党の財政再建派に同調して増税路線をまっしぐら。岸田総理をも凌駕する増税応援団になるだろうな。
繰り返すが、不況時の増税は国民生活を圧迫するだけだ。いわば反社会的行為である。
野田が唱える「政策実現性」が増税に関する「実現性」ならば、そんなのはノーサンキューだね。もちろん、野田が代表になったところで「刷新感」はもちろん、「実際に(良い方向に)刷新すること」も無理ゲーだ。
>「過去に立憲とつけた政党は基本的に憲法制定を前提としていた」などと大嘘をよくもまあ堂々と吐けるものです。中学の社会科の勉強をし直してほしいです。
歴史的に見て、「立憲」と付けた政党は、憲法の制定やその改正を目指すことが多かった。
例えば、日本の明治時代には「立憲改進党」や「立憲自由党」といった政党が存在した。これらの政党は、当時の憲法制定過程や国会開設の動きに積極的に関与しており、立憲政治の実現を目指して活動していた。
また、近年の「立憲民主党」も、憲法の解釈やその維持に関して積極的に発言しており、憲法を尊重し、現行の憲法秩序の下での政治を重視する姿勢を示している。
これらの例からも、「立憲」と名の付く政党は、憲法やその基本原則に強い関心を持つことが多いと言える。
おまえ「VANKが大前提」とかバカ丸出しの脳みその欠片も感じさせない発言したやつだろ。よくもまあ毎度毎度出て来ては「オレは脳みそが腐りきった、救いようのない人間のクズだぞ、社会のゴミだぞ、知能なんて欠片もないぞ」ってアピールできるな。それで良く恥ずかしくないものだ。
>>日本の明治時代には「立憲改進党」や「立憲自由党」といった政党が存在した。これらの政党は、当時の憲法制定過程や国会開設の動きに積極的に関与しており、
本当に救いようがないバカだな、お前。記事中で立憲政友会、立憲国民党、立憲民政党、立憲同志会について言及しているのが読めないのか?
>>立憲政治の実現を目指して活動していた。
>>憲法を尊重し、現行の憲法秩序の下での政治を重視する姿勢を示している。
これらの例からも、「立憲」と名の付く政党は、憲法やその基本原則に強い関心を持つことが多いと言える。
ほれ、お前「大嘘はお前」とか言いながら、オレの主張を裏付けしちゃってることにさえ気づいていないwww どこまでバカなんだよ。
お前の言ってること、まさにオレが記事内で言ってることなんだよwwww 渡邉哲也は「立憲と付けた政党は基本的に憲法制定を前提としていた」と大嘘言ってるが、お前の言う通り、「立憲」と名の付く政党は、憲法やその基本原則に強い関心を持り、立憲政治を目指しているのであり、憲法制定を目指しているんじゃねえんだよ。
記事で何が書いてあるのかさえ読めないって、どれだけ頭悪いんだよ。脳みそ取り出して人生一からやり直すか、一生黙ってろ。
そんな政党存在しねえよ。妄想世界に住んでんだったら現実世界で発言するな。本当にそこまでバカでよく口を開いて恥ずかしくないな。