<ざっくり言うと>
- 田母神俊雄、「法律の範囲内で友人を特別扱いするのは当然のこと」と、全く当然でないトンデモ発言を行う
- 「依怙贔屓はいけない」ぐらい小学生でも理解できるが、田母神俊雄は理解できないらしい。
- 憲法15条は「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」と定めているが、田母神はそんなことさえ理解できない。
- 田母神俊雄を支持することは日本破滅の道以外の何物でもない。当然、田母神俊雄を支持する者も信頼してはならない。
田母神俊雄がまともな発言をしたところは一度も見たことがないが、こんな男が航空幕僚長だったのだから、とんでもない話だ。安倍晋三のモリカケ事件についてこんなことを言っていた。
柳瀬元首相秘書官の参考人招致が行われている。首相が加計学園に便宜を図ったのではないかというようなことが野党から追求されているが、首相が違法に便宜を図ったのならば問題であろうが法の範囲内で便宜を図ったのならば何の問題もない。友人を法の範囲内で特別扱いするのは当然のことだ
— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) 2018年5月10日
>>首相が違法に便宜を図ったのならば問題であろうが
>>法の範囲内で便宜を図ったのならば何の問題もない。
>>友人を法の範囲内で特別扱いするのは当然のことだ
バカ丸出しの大間違いである!!
なんと、法の範囲内であれば、「友人を特別扱いするのは当然」と言い出した…。まあ、見方を変えれば、田母神も安倍が友人に便宜を図ったというふうに認識しているということだが。
「違法じゃなければ問題ない」という考えが間違いであることは、以前も記事にしたし、わざわざ解説なんてしなくても、まともな知能がある人なら、田母神の言っていることがおかしいことぐらいわかると思う。依怙贔屓が許されないことぐらいどんなバカでもわかるはずだ。だが、田母神にはわからないらしい。
日本国憲法第15条には
「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」
とある。
法の範囲内であろうと、友達を優遇することは「一部の奉仕者」になることであり、「全体の奉仕者」である公務員が持つべき最低限の倫理さえ持ち合わせていないことになる。
こんな小学校5年生並みの知識さえ持ち合わせていない、田母神俊雄のような愚物が航空幕僚長になっていたことには恐怖を感じるが、この男が幕僚長の職を解かれ追い出されるように退職になったことには、一縷の望みを感じる。
だが、こんな人間を絶賛する奴もいる。例えば新藤加菜や橋本琴絵だ。

間違ってもこういう人間に公権力を持たせてはならない。それは日本破滅の道以外の何物でもない。
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コメント
法を守るなんて人として当たり前なんやで
ネトウヨは憲法を敵視する側なのに憲法にすがるの?
あとこれ
「外国人への生活保護は“判例”で憲法違反」は“悪質なデマ”!? 最高裁は何を判示したか【行政書士解説】
https://news.yahoo.co.jp/articles/628746ada5f9cef4a8c72df1cf90b9ad7a4a43aa
反ウヨアンテナに住み着いてる粘着荒らしが懲りずに沸いてるよ
違法じゃないなら問題ないんだろ??
私は日本共産党の積極的な支持者ですので、れいわ新選組と共産党と社民党によるリベラル連合内閣が成立するべきと思いますが、もし成立したらチリ・クーデターやロッジP2事件のような危険な事態が起こりそうで怖いのです。
自衛隊や公安、自民をはじめとした有象無象の右翼ども、経団連や金持ちや旧皇族や旧華族などの政財界、ヤクザや右翼系宗教などの反社ども、そしてアメリカのCIAや共和党やキリスト教福音派みたいな欧米やイスラエルの右翼が、日本でクーデターを引き起こして、戦前戦中の日本やナチスや東西冷戦時代の中南米の軍事政権みたいに資本主義の独裁体制を作るリスクがあるということです。
日本は韓国とは違って、市民による民主化を経験していないので、民主主義のなんたるかを理解していないので、尚更恐ろしいですね。