<ざっくり言うと>
- 河野太郎外相、記者会見で記者の質問を無視する。
- 記者会見で質問に答える気のない人間に政治家の資格はない。
政治家は国民から政治権力を委託されている以上、国民からの質問に答えなければなりません。国民が直接質問することはなかなかできないので、通常はメディアを通じて国民からの疑問や質問に答えるわけですが、逆に言えば、メディアからの質問にまじめに向き合わないのは、民主主義国家の政治家として失格と言わなければなりません。
先日、ロシアのラブロフ外相が、「第二次大戦の結果、北方四島はロシア領になったことを日本が認めない限り何も議論できない」と発言し、北方領土問題は進展どころか後退したと言ってもいい状況になっています。(参照、参照)
記者会見で、このラブロフ外相の発言についての受け止めを聞かれた河野太郎外相。ところが一切答えず「次の質問どうぞ」と無視。同様の質問を他社からされても、同じように「次の質問どうぞ」と無視しました。
何だこれ。
— umekichi (@umekichkun) 2018年12月11日
時事通信「日露関係について~受け止めは」
河野太郎先生「次の質問どうぞ」
読売新聞「関連して~つもりは?」
河野太郎「次の質問どうぞ」
共同通信「ロシア側は発言してる」
河野「次の質問どうぞ」
共同通信「何で次の質問どうぞと?」
売国奴「次の質問どうぞ」
こんなのが外務大臣。 pic.twitter.com/dZGwR8DYFu
なんとも呆れた会見です。何のための記者会見何でしょう。記者の質問を通して国民に情報を伝える気がないのなら政治家になっちゃいけないません。少なくとも民主主義国家の政治家たる資格はありません。
一部の非常に熱心な与党支持者の人は、「外交に関わることだから秘密なだけ」と言って擁護しているようですが、ロシア外相の態度についてコメントすることが外交上の秘密なわけないでしょう。日本はずっと「日本固有の領土」と言い続けているだから、「ラブロフ外相の主張は認められない」と普通に言えばいいし、もし特殊な理由で答えられないのならば「交渉中のことなので今は答えられない」とぐらい言えるはずです。ただ答えたくない質問を無視した河野太郎に、国民の税金で食う政治家の資格は全くありません。
メディアからの質問に答えないというのは、国民に対して、「お前らに説明する必要はねえ」と言っているに等しいです。
こんな政治家、要りますか?
↓ブログ運営のための応援の支援をお願いします
OFUSEで応援を送る




↓1日1回押さないと真の愛国者になれなくなってしまう呪いのボタン


コメント