<ざっくり言うと>
- 「ASEAN会議にオブザーバー参加していた韓国が唐突に日本批判を始めるも、インドネシアが日本を擁護し、称賛し、逆に韓国を叱責した」という内容のコピペが広がっているが、デマである。
- そもそも韓国はASEANのオブザーバー資格など持っておらず、オブザーバー参加したという時点でありえない。
- いつ、どこで開催された、どの会議か、全く不明であり、信頼するに全く値しない情報である。
- このような情報ソース不明のコピペを信じるなどありえないし、こんなものを信じて拡散するような人間は、一切信用に値しない。
- 情報ソース不明のコピペを信じないというのは、最低限のネットモラルである。
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このブログに、こんなコメントが届きました。
「ASEANの会議」と書いてあるだけで、いつどこで開かれた、何について話し合うどんな会議かも不明。「日本批判を始めた」と書いてあるけど、どんな批判をしたのかも不明。不明尽くしなのに、インドネシア代表の言葉だけやたらと詳しく書かれている。日本のネトウヨコピペには、こういう舞台設定や時代設定はやたらと曖昧なのに、韓国批判(または日本絶賛)の発言だけやたらと詳しいという、実に怪しげな多々存在します。そんな歪な情報があるか!
もちろん今回もデマです。なんやねん、この卑屈すぎるインドネシア代表は…。「日本人が戦ってくれなければ、私たちの国は存在すらしていない」とか言う卑屈な代表団など聞いたこともないわ! 日本の右翼の願望をインドネシア人の言葉ってことにしてんじゃねえよ…。失礼すぎやろ。
しかしこういうデマの困るところは、見るからに「デマだろ、これ」とわかるものなのに、「デマだ」と断言することが非常に難しいことですね。「ASEANの会議」だけだと情報が足りな過ぎて、調べようがない。
ですが、今回はデマと断定できる箇所がありました。このコピペでは、「ASEANの会議に韓国がオブザーバーとして参加していたとき」にこの事件が起きたことになっていますが、ASEANの会議に韓国がオブザーバー参加したことはありません。
オブザーバーとは、会議において意見の表明はできても議決権はない準資格参加者のことで、例えば国連でのバチカンやPLOがそれにあたります。日本は欧州評議会(欧州連合ではない)のオブザーバー資格を持っていたりします。
何にせよ、国際機関のオブザーバーというのは、「今回のスペシャルゲストでーす」みたいなものじゃなくて、ちゃんと「オブザーバー参加資格」を持った国や組織なのです。
『Southeast Asia in search of an ASEAN community』という本によれば、ASEANのオブザーバーの地位は「将来的にASEANのメンバーになり得る国にのみ認められる」(should be granted only to potential members of ASEAN)らしく、当然韓国がASEANのオブザーバー資格を得たことなどありません。(ASEANに日中韓を加えた「ASEAN+3」などなら存在するが、オブザーバーではない)
多分、このデマコピペを作った人は、オブザーバーの意味をよく知らずに、「韓国がASEAN会議で空気を読まずに日本批判をして恥をかいた」「アジア諸国は日本の戦争に感謝している」というデマを成立させるために、韓国がASEAN会議に出席している理由付けとして「オブザーバー」という設定を思いついたのでしょう。いやー、ずるいしバカらしい。
前述の通り、こういうデマはまき散らす側は簡単なのに、それをデマだと証明するのは本当に難しい。「ASEANの会議」という、いったいいつどこで開かれたどの会議か全くわからない曖昧な表現にしておくことで、明らかにデマっぽくても、「デマだ」と断定するのが非常に困難になる。うーん、卑怯。
こういうのは、当然発信した側が、「ASEANの何年のどの会議での発言で、情報ソースはこれ」と提示してくれないといけないわけで、それがなければデマだと考えるか、少なくとも判断を保留するべきなんですが、どういうわけか、この手のコピペを信じてしまう人は、何一つ情報ソースを提示できないくせに、「デマだと言うのなら、デマだということをお前らの方が証明しろ」となるのです。うーん、頭も悪いし卑怯。
この理屈だと、「日本代表団がとある国際会議で突然議題に関係ない韓国批判を始め、参加国から呆れられ、叱責された」なんてデマが流れたとしてもOKになっちゃうんですけど、いいんですかね…。もしこんなデマが流れたとしても、これがデマだと証明することはめちゃくちゃ難しいですよ。「とある国際会議」なんて超絶曖昧な内容だと、もう「デマだ」と証明することはほとんど不可能じゃないですかね?
私が調べられた限りでは、どうやら初出と思われるのは、2010年7月8日のこのサイトのコメント欄。広めたのはどうやら有名なデマヘイトサイト『News U.S.』がばら撒いたデマである模様。
検索してみると、こんなYouTube動画も存在しました(現在は削除)。これによると、この発言は「2010年のASEANの会議」でのことだそうです。元のコピペには「2010年の会議」なんてことは書かれていないのに、初出コピペが2010年だったためか、「2010年の会議」という尾ひれが加えられたようですね。しかし、この動画の冒頭からすっげー発言があります。
>>ニュースソースは残っていませんが、
>>2010年当時のブログなどには記載されているので
>>実際にあったことなのでしょう。
ニュースソースがないのに信じるのか、お前は!!
多分、この人、ニュースソースがないかどうか、一応調べてはみたんでしょうね…。その点だけは評価できますが、2010年なんて最近の件であれば、本当にニュースソースが存在していれば、まず間違いなくどこかに痕跡が残っているはずです。たとえ元のニュースサイトがなかったとしても、そこへのリンクが残っているとか、ニュースを転載したブログにソース記載があるとか、何か見つかるはずです。そんな最近の話なのにニュースソースが一切見つからなかったら、「デマじゃないか」と疑うべきですし、最低限、拡散することは控えるべきだと思うんですが、「当時のブログなどに記載されている」から信じてしまうとは驚きです。まさに「嘘も100回言えば真実になる」を地で行っていますね。私には全く理解できない思考です。「たくさんコピペされた」ということが信憑性を高めることになると思えるとは、誠に理解ができません。
で、結局デマだったわけですから、ブログにいくらコピペされようと、何の意味もないということがわかります。
このように、情報ソース不明のコピペなんて信じちゃいけないわけですが、どういうわけか、そういうのをそのまんま鵜呑みにできる人がこの世にはいるんですよね…。SNSで流れてきた情報を鵜呑みにしたり、まとめサイトのコピペを鵜呑みにしたり、ネトウヨ動画サイトを鵜呑みにしたりしてしまう人が。結局のところ、彼らは真実なんてどうでもよくって、自分に都合のいいことを信じて気分良くなりたいだけってことなんでしょうね。
そういえば、桜井誠も、ネットのデマサイトに騙されながら、「虚構記事を出した側が謝罪しない限り、本物として取り扱います」という意味不明な宣言をしていたことがありましたね。自分に都合のいいことは、情報ソースも確かめずにすぐに鵜呑みにする。デマだと指摘されても、デマだと認めずにしがみつく。これがネトウヨの基本しぐさだと言えるでしょう。
もうこのブログでは何度も言っていますが、やはり情報ソース不明の話は信じないというのは、ネットを使う上で最も基本的なモラルと言えましょう。
ツイッターで流れてきただけの話はもちろんのこと、動画サイトやまとめサイトも、その元となった情報ソースが不明だったりどっかの誰かのツイートだったりする場合には、信じないのが人として当然だと言えましょう。(まとめサイトは、井上太郎みたいなウヨツイートをそのまま掲載して「〇〇であることが判明!」とか書くから始末に負えない)
さらに、今回のはただの2ちゃんねるコピペですので、それよりももっと悪い。いつ、どこで開かれた、何の会議で、韓国がどんな日本批判をしたのか、全く不明尽くしの情報ソース不明のコピペをそのまま鵜呑みにできるって、私には想像もできない思考と全く理解もできない知能なわけですが、なぜか鵜呑みにしちゃう人が世の中に入るんですよね…。
情報ソース不明の情報は信じない、広めない。もうこれはネットを使う上での最低限のモラルと言っていいでしょう。それができない人間にネットは早すぎです。分別のつかない赤ん坊に機関銃を与えるのに等しい。
自分が情報ソース不明のものを信じない、拡散しないというのは当然として、それを信じる者、鵜呑みにして拡散する者も、全く信ずるに値しません。今回のように、2ちゃんねるコピペを鵜呑みにして拡散するような知能程度の人間には、極力関わらないようにし、自らがそのような人間にならないように注意することが必要でしょう。
正しい情報無くして、物事を正しく判断することはできません。「日本SUGEE」デマや嫌韓デマを批判すると「反日」などと呼んでくる輩もいますが、たとえどんなに気持ちが良いデマであろうと、どんなにうれしいデマであろうと、どんなに都合が良いデマであろうと、デマは我々の道を誤らせることにしか役に立ちません。今回のように、デマコピペを鵜呑みにして拡散するような奴は、思想良心以前に、親日反日以前に、人類の敵です。気をつけましょう。
とまあ、今回のASEANの話はデマコピペだったわけですが、じつは、これには続きがあるのです。次回、「『国際軍事会議でインドネシアのムルトポ准将が韓国を叱責して日本を絶賛』はデマ」に続きます。
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このブログに、こんなコメントが届きました。
ASEANの会議に、韓国がオブザーバーで出席していたとき私はこのコピペを初めて見たのですが、どうやらネット上のその界隈の人たちの間では、結構有名なコピペらしく、「インドネシアの韓国批判が正論すぎる件」などというタイトルで拡散しているようです。(ちなみに、このブログにこのコピペコメントをした人物は「アインシュタインデマ」とか「7月9日デマ」とか、ネトウヨデマを悉く鵜呑みにしまくっている可哀想な知能の人)
突然韓国代表が立ち上がって、
議題とは何の関係もない日本批判を始めた。
ASEAN各国の代表はまたかと思い渋い顔をして聞いていたが
いつまで立っても、終わる気配がなかった為
ついにインドネシア代表が、韓国代表の話を遮りこう言った。
「韓国人はどうやらASEAN諸国を見下しているようだ。
我々は確かになかなか発展できないでいる。
しかしもし、日本がそばにあったら、現在のようなASEANではなかったはずだ。
日本が隣にあれば、どんな国家でも韓国程度の発展はできる。
韓国の成功は、100%日本のおかげであって、別に韓国が誇れるようなものではない。
韓国人が、恩を受けた日本人に感謝ひとつできない人達であることが我々には全く理解できない。
我々は戦前に日本から受けた恩に今でも感謝している。
日本人が戦ってくれなければ、私たちの国は存在すらしていない。
永遠に忘れることができない恩なのだ。
日本のおかげで出来たのが、今ここで開催しているASEAN首脳会議なのである ! ! ! 」
インドネシア代表の言ってる事はまさに正論ですが、
なぜ韓国人は全く理解できないのだろうか?
「ASEANの会議」と書いてあるだけで、いつどこで開かれた、何について話し合うどんな会議かも不明。「日本批判を始めた」と書いてあるけど、どんな批判をしたのかも不明。不明尽くしなのに、インドネシア代表の言葉だけやたらと詳しく書かれている。日本のネトウヨコピペには、こういう舞台設定や時代設定はやたらと曖昧なのに、韓国批判(または日本絶賛)の発言だけやたらと詳しいという、実に怪しげな多々存在します。そんな歪な情報があるか!
もちろん今回もデマです。なんやねん、この卑屈すぎるインドネシア代表は…。「日本人が戦ってくれなければ、私たちの国は存在すらしていない」とか言う卑屈な代表団など聞いたこともないわ! 日本の右翼の願望をインドネシア人の言葉ってことにしてんじゃねえよ…。失礼すぎやろ。
しかしこういうデマの困るところは、見るからに「デマだろ、これ」とわかるものなのに、「デマだ」と断言することが非常に難しいことですね。「ASEANの会議」だけだと情報が足りな過ぎて、調べようがない。
ですが、今回はデマと断定できる箇所がありました。このコピペでは、「ASEANの会議に韓国がオブザーバーとして参加していたとき」にこの事件が起きたことになっていますが、ASEANの会議に韓国がオブザーバー参加したことはありません。
オブザーバーとは、会議において意見の表明はできても議決権はない準資格参加者のことで、例えば国連でのバチカンやPLOがそれにあたります。日本は欧州評議会(欧州連合ではない)のオブザーバー資格を持っていたりします。
何にせよ、国際機関のオブザーバーというのは、「今回のスペシャルゲストでーす」みたいなものじゃなくて、ちゃんと「オブザーバー参加資格」を持った国や組織なのです。
『Southeast Asia in search of an ASEAN community』という本によれば、ASEANのオブザーバーの地位は「将来的にASEANのメンバーになり得る国にのみ認められる」(should be granted only to potential members of ASEAN)らしく、当然韓国がASEANのオブザーバー資格を得たことなどありません。(ASEANに日中韓を加えた「ASEAN+3」などなら存在するが、オブザーバーではない)
多分、このデマコピペを作った人は、オブザーバーの意味をよく知らずに、「韓国がASEAN会議で空気を読まずに日本批判をして恥をかいた」「アジア諸国は日本の戦争に感謝している」というデマを成立させるために、韓国がASEAN会議に出席している理由付けとして「オブザーバー」という設定を思いついたのでしょう。いやー、ずるいしバカらしい。
前述の通り、こういうデマはまき散らす側は簡単なのに、それをデマだと証明するのは本当に難しい。「ASEANの会議」という、いったいいつどこで開かれたどの会議か全くわからない曖昧な表現にしておくことで、明らかにデマっぽくても、「デマだ」と断定するのが非常に困難になる。うーん、卑怯。
こういうのは、当然発信した側が、「ASEANの何年のどの会議での発言で、情報ソースはこれ」と提示してくれないといけないわけで、それがなければデマだと考えるか、少なくとも判断を保留するべきなんですが、どういうわけか、この手のコピペを信じてしまう人は、何一つ情報ソースを提示できないくせに、「デマだと言うのなら、デマだということをお前らの方が証明しろ」となるのです。うーん、頭も悪いし卑怯。
この理屈だと、「日本代表団がとある国際会議で突然議題に関係ない韓国批判を始め、参加国から呆れられ、叱責された」なんてデマが流れたとしてもOKになっちゃうんですけど、いいんですかね…。もしこんなデマが流れたとしても、これがデマだと証明することはめちゃくちゃ難しいですよ。「とある国際会議」なんて超絶曖昧な内容だと、もう「デマだ」と証明することはほとんど不可能じゃないですかね?
私が調べられた限りでは、どうやら初出と思われるのは、2010年7月8日のこのサイトのコメント欄。広めたのはどうやら有名なデマヘイトサイト『News U.S.』がばら撒いたデマである模様。
検索してみると、こんなYouTube動画も存在しました(現在は削除)。これによると、この発言は「2010年のASEANの会議」でのことだそうです。元のコピペには「2010年の会議」なんてことは書かれていないのに、初出コピペが2010年だったためか、「2010年の会議」という尾ひれが加えられたようですね。しかし、この動画の冒頭からすっげー発言があります。
>>ニュースソースは残っていませんが、
>>2010年当時のブログなどには記載されているので
>>実際にあったことなのでしょう。
ニュースソースがないのに信じるのか、お前は!!
多分、この人、ニュースソースがないかどうか、一応調べてはみたんでしょうね…。その点だけは評価できますが、2010年なんて最近の件であれば、本当にニュースソースが存在していれば、まず間違いなくどこかに痕跡が残っているはずです。たとえ元のニュースサイトがなかったとしても、そこへのリンクが残っているとか、ニュースを転載したブログにソース記載があるとか、何か見つかるはずです。そんな最近の話なのにニュースソースが一切見つからなかったら、「デマじゃないか」と疑うべきですし、最低限、拡散することは控えるべきだと思うんですが、「当時のブログなどに記載されている」から信じてしまうとは驚きです。まさに「嘘も100回言えば真実になる」を地で行っていますね。私には全く理解できない思考です。「たくさんコピペされた」ということが信憑性を高めることになると思えるとは、誠に理解ができません。
で、結局デマだったわけですから、ブログにいくらコピペされようと、何の意味もないということがわかります。
このように、情報ソース不明のコピペなんて信じちゃいけないわけですが、どういうわけか、そういうのをそのまんま鵜呑みにできる人がこの世にはいるんですよね…。SNSで流れてきた情報を鵜呑みにしたり、まとめサイトのコピペを鵜呑みにしたり、ネトウヨ動画サイトを鵜呑みにしたりしてしまう人が。結局のところ、彼らは真実なんてどうでもよくって、自分に都合のいいことを信じて気分良くなりたいだけってことなんでしょうね。
そういえば、桜井誠も、ネットのデマサイトに騙されながら、「虚構記事を出した側が謝罪しない限り、本物として取り扱います」という意味不明な宣言をしていたことがありましたね。自分に都合のいいことは、情報ソースも確かめずにすぐに鵜呑みにする。デマだと指摘されても、デマだと認めずにしがみつく。これがネトウヨの基本しぐさだと言えるでしょう。
朝方の紹介したニュースURLが虚構だったとの話がありますが「韓国ならばさもありなん」という話を持ってきたということです。まず虚構記事を掲載した側を責めるのが筋ではないでしょうか?虚構記事を出した側が謝罪しない限り、本物として取り扱います。韓国の名誉を貶めているのは誰でしょう?
— 桜井誠 (@Doronpa01) 2017年1月20日
もうこのブログでは何度も言っていますが、やはり情報ソース不明の話は信じないというのは、ネットを使う上で最も基本的なモラルと言えましょう。
ツイッターで流れてきただけの話はもちろんのこと、動画サイトやまとめサイトも、その元となった情報ソースが不明だったりどっかの誰かのツイートだったりする場合には、信じないのが人として当然だと言えましょう。(まとめサイトは、井上太郎みたいなウヨツイートをそのまま掲載して「〇〇であることが判明!」とか書くから始末に負えない)
さらに、今回のはただの2ちゃんねるコピペですので、それよりももっと悪い。いつ、どこで開かれた、何の会議で、韓国がどんな日本批判をしたのか、全く不明尽くしの情報ソース不明のコピペをそのまま鵜呑みにできるって、私には想像もできない思考と全く理解もできない知能なわけですが、なぜか鵜呑みにしちゃう人が世の中に入るんですよね…。
情報ソース不明の情報は信じない、広めない。もうこれはネットを使う上での最低限のモラルと言っていいでしょう。それができない人間にネットは早すぎです。分別のつかない赤ん坊に機関銃を与えるのに等しい。
自分が情報ソース不明のものを信じない、拡散しないというのは当然として、それを信じる者、鵜呑みにして拡散する者も、全く信ずるに値しません。今回のように、2ちゃんねるコピペを鵜呑みにして拡散するような知能程度の人間には、極力関わらないようにし、自らがそのような人間にならないように注意することが必要でしょう。
正しい情報無くして、物事を正しく判断することはできません。「日本SUGEE」デマや嫌韓デマを批判すると「反日」などと呼んでくる輩もいますが、たとえどんなに気持ちが良いデマであろうと、どんなにうれしいデマであろうと、どんなに都合が良いデマであろうと、デマは我々の道を誤らせることにしか役に立ちません。今回のように、デマコピペを鵜呑みにして拡散するような奴は、思想良心以前に、親日反日以前に、人類の敵です。気をつけましょう。
とまあ、今回のASEANの話はデマコピペだったわけですが、じつは、これには続きがあるのです。次回、「『国際軍事会議でインドネシアのムルトポ准将が韓国を叱責して日本を絶賛』はデマ」に続きます。
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