<ざっくり言うと>
  • トランプ支持者の根拠なき不正投票疑惑がネットに溢れている。
  • 篠原常一郎、「中国が偽の投票用紙を大量に持ち込んだ」と主張。もちろん根拠なし。
  • 篠原常一郎、「本物の投票用紙にはGPSが埋められているから(不正に捨てられたトランプへの)投票用紙はすぐ見つかる」と主張。トランプへの票が捨てられているという根拠もないし、薄い紙である投票用紙にチップなど埋められていない。
  • 加藤清隆、「本物の投票用紙には特殊なインクが使われていてGPS追跡できる」と、『ドラえもん』のひみつ道具レベルの話をしだす。
2020y11m07d_125529654
↑かつて衆院選で惨敗したオウムは、「選挙で不正があった」と主張し、社会への憎悪を募らせた。日本のネトウヨはこれと何ら変わらぬカルト宗教である。
↓はてなブックマーク&ツイートをお願いします。
このエントリーをはてなブックマークに追加
(本ブログのスポンサードリンク)

篠原常一郎という軍事評論家(?)が、

「偽の投票用紙がC国で印刷された」

と言い出し、さらには

「本物の投票用紙にはGPSのチップが埋め込まれていて、投棄されたものはすぐに見つかる」

などと言って、選挙の不正とトランプの当選を主張しています。

この主張はもはや常軌を逸しています。


もちろん、中国で偽の印刷用紙が印刷されたとか、それがカナダ経由で運ばれたとか、差し押さえられたとか、そんな事実は全くありません。ネットの与太話を鵜呑みにしているのでしょう。


次に、「投棄された票はすぐに見つかる」と言っていますが、そもそもトランプへの投票が捨てられているという根拠が全くありません。さらに、投票用紙にGPSのチップが埋められているとか、冗談としか思えません。言うまでもありませんが、投票用紙は紙です。いったいどこにどうやってGPSのチップを埋め込むのでしょう?

file-20200911-24-y04nty
参照

1604360809_915473_1604361296_noticia_normal_recorte1
参照

篠原は「投票率が100%を超えている」と言っていますが、それがデマであることは既に検証済みです。



篠原はバイデンを「ピンボケおじさん」と言っていますが、ピンボケしているのは篠原常一郎です。


この与太話を堂々とばらまいているのがアノニマスポスト。
さらに、加藤清隆はこれを完全鵜呑み。しかも、どういうわけか、「GPSのチップを埋め込んだ」というのは「薄い紙にチップを埋め込めるわけがない」と気づいたのか、「特殊なインクでGPSの追跡ができる」と変更。
もちろん、GPSの追跡ができるインクなど、現在この地球のどこにも存在しません。


なんで彼らがここまで必死にバイデンを貶めトランプを持ち上げるのか知りませんが、フィクションの世界に生きるのもいい加減にしてもらいたいです。こんな連中が少しでもおとなしくなるなら、トランプの落選は世界にとっていいことなのだとますます確信します。

OFUSEで応援を送るlogo20220930このエントリーをはてなブックマークに追加
リベラルランキングブログランキング・にほんブログ村へ