世の中には陰謀論と呼ばれるものがあります。
「アポロは月に行っていない」
「相対性理論は間違っている」
「マクドナルドは猫の肉を使っている」
もちろんどれも大嘘なのですが、こういうことを聞くと、みんなが知らない真実を知ったようで優越感に浸れるため、ついつい信じてしまう人が後を絶ちません。
「皆は騙されているけど、オレは真実を知っている」
こう思ったとき、騙されているのは十中八九自分の方です。
これを肝に銘じておけば、バカなオカルトや疑似科学、愛国カルトに騙されるのを防げます。
さて、そういう「オレは真実を知っている」という思い込みで、逆に自分が騙されているという直近の例を一つお見せしましょう。
2014年06月
「学校で日本民話を教えずに韓国民話を教えている」はデマ
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以前も言いましたが、愛国カルトは中国や韓国のことを意識するあまり、他の国の状況が目に見えないと言うことがよくあります。中韓しか見えず、他国と比較することもなく中韓だけが特別だと思い込むのです。
具体的例を一つ上げましょう。小学校の国語の教科書で韓国の原作(正確には在日朝鮮人の原作)の物語が載っていることを問題視する声に、多数の賛同者がいました。
ネトウヨは「反日」を求める
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愛国カルトから重鎮のように扱われている井上太郎は、誰にでもすぐわかるようなデマを吐きます。数日前は、こんなデマを飛ばしていました。
(参照)
確証バイアスに気を付けろ:在日の凶悪犯罪は本当に多いのか
今回は、愛国カルトにかかわらず、嘘つきに騙されないための重要なポイントをご紹介します。「確証バイアス」です。