<ざっくり言うと>
  • 検察庁法改正案に関する安倍政権の答弁の滅茶苦茶さが凄すぎる。
  • 余りにもひどすぎて、普段安倍政権の擁護ばかりしている産経新聞からも批判されるほど。
  • 渦中の法務大臣を隠す卑怯な安倍政権。
  • 検察官の勤務延長が可能なケースはどういうものかと聞いても「様々であります」としか答えられない卑怯な安倍政権。
  • 恣意的な運用にならないための歯止めはあるのかと聞かれたら「ありません」と答えてしまう安倍政権。
  • なぜ去年10月の段階で出来上がっていた法案を、今年黒川氏の勤務延長が決まってから急遽書き換えて検察官の勤務延長規定を入れてきたのかと問われたら「時間があったから」と意味不明な答弁をする安倍政権。
  • 国民に対し、息を吐くように嘘を吐き、検察さえも支配下に置いて三権分立を揺るがそうとする安倍政権は、民主主義国家日本を破壊するテロリストであり、日本の敵である。安倍政権はもはや民主主義国家における絶対悪であり、自民党に投票することは日本を破壊するテロリストを支援するテロ支援行為である。
↓あまりにもひどい答弁を繰り返した武田良太
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産経新聞にまで批判される検察庁法改正答弁のデタラメ


1月の黒川検事長の定年延長(勤務延長)の閣議決定の出鱈目ぶりは、夕刊フジの親分格である産経新聞まで、厳しく批判したほどです。

 

 (略)
 あまりに不自然である。黒川氏の定年延長ありきで恣意(しい)的に法解釈を変更したと疑われても仕方があるまい。
 法務省は21日、衆院予算委理事会に対して、法解釈変更の決裁を公文書ではなく口頭で行ったと報告した。これでは変更した日時を証明できない。緊急時なら口頭決裁が許される場合もあるが、今回は当てはまらない。よりによって法務省が、法治国家の行政のありようを傷つけたのは問題だ。検討経過を詳(つまび)らかにしてもらいたい。
 安易な解釈変更に頼らず検察庁法を改正するのが本筋だった。検察官は行政官で検事総長の任命権は内閣にある。一方で検察官は起訴権をほぼ独占し、公正な刑事裁判の遂行という役割を担う司法官である。政権の不正と対峙(たいじ)することもある。政府は人事権の行使に抑制的であるべきで、両者の間には一定の緊張感が求められる。
 黒川氏の定年延長は、検事総長人事に絡めて論じられている。わざわざ不信を招く事態を政府自ら演じているようにみえる。

普段安倍政権擁護を繰り返している産経新聞にまで厳しく批判された黒川検事長の定年延長(勤務延長)。今回の法改正案は、このような定年延長を日常のものすることを可能にするものなのです。


5月13日、この勤務延長について内閣委員会で審議が行われました。森法務大臣は出席せず、どういうわけか武田行革大臣が答弁を担当することになったわけですが、その出鱈目ぶりは本当に驚くべきものでした。


法務大臣を隠す安倍政権。何の歯止めもない法案であることを恥ずかしげもなく認める腐った答弁


自民党は、野党が森法務大臣の出席を求めているにもかかわらず拒否。それにもかかわらず、答弁に立った武田行革大臣は、答弁に詰まると「本来ならば法務省からお答えすべきことであると思いますけれど…」と発言。だったら森法務大臣連れてこいや!!

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↑本来担当じゃないのに、偉大なる安倍晋三首領様の都合で、無理やり担当にさせられたある意味かわいそうな武田行革大臣


この答弁の議事録はここで読めますが、もうデタラメもデタラメ。ひどすぎる。



安倍政権は「恣意的な運用がなされることはない」と言っていますが、恣意的な運用はどうやって食い止めるのでしょうか? どういう場合に勤務延長ができるのか、ちゃんと決まっているのでしょうか? どういうケースに勤務延長ができるのか問われた武田大臣は、こう発言しました。


様々であります


めちゃくちゃすぎる!!

どういうケースが当てはまるのかと聞かれて「様々」。こんな曖昧な答弁があるか!!! 結局歯止めとなる基準はないのかと聞かれたら、はっきりとこう答えました。


ありません


ふざけてんのか!!?


これまで恣意的な運用がなされる恐れから違法とされてきたものを合法に変えてしまおうとしているのに、その基準がない!!! 施行日までに作るとか言っていますが、基準がはっきりしないまま法案に賛成しろとか、バカも休み休み言え!!


「時間があったから特例規定を入れた」という意味不明答弁


前回記事で書いた通り、昨年(2019年)、内閣法制局で審査終了していた法案には勤務延長の条文は全く無かった。しかし、今年(2020年)に黒川氏の勤務延長を可能にする法解釈の後に、「全検察官の勤務延長の条文」が追加されています。



では、なぜ昨年10月時点でなかったものが急遽入ったのか。「何年もかけて国家公務員法改正の検討を行ってきたのに、なぜこの期に及んで急遽入ったのか」という野党の追及に対し、武田良太行革大臣はこう答えました。

時間があったから

意味不明!!

昨年10月になかった案が今年急遽入ったのは、黒川氏の勤務延長に合わせ、さらに黒川氏を今後5年間にわたり検事総長として使おうという安倍政権のたくらみ以外の何物でもないのに、そんなことは言えないから「時間があったから法案に入れた」という意味不明な答弁。ここまで壊れた答弁を平然としてしまう安倍政権のおぞましさに驚愕です。


安倍政権はこのように平然と国民に対して嘘をつき、検察までも私物化しようという、民主主義国家日本を土台から破壊しようとするテロリストです。


自民党に投票することは、民主主義国家日本を破壊するテロリストたちを支援するテロ支援行為に他なりません。本当にこんな連中を野放しにしていていいのか、この連中が本当に日本のことを考えているのか、自民党支持の人は、この連中が支持するに値する連中なのか、よく考えてほしいと思います。

↓安倍政権の正体を描いた映画『妖怪の孫』。『ぬらりひょんの孫』とは関係ない。
妖怪の孫
古舘寛治
2023-08-02

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