<ざっくり言うと>
  • デマサイト『あじあのネタ帳』、「自己申告で女風呂に入れる時代に」と大嘘を吐く。
  • なぜ手術なしでも戸籍上の性の変更が可能になったことが「自己申告で女湯に入れる」ことになるのか意味不明すぎる。
  • トランスジェンダーの話が出るたびに繰り返される全く同じデマを信じてはいけない。
↓相変わらず嘘を吐く『あじあのネタ帳』
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これまでにも数々のデマを吐き差別や偏見を煽ってきた「あじあにゅーす2ちゃんねる」。現在は『あじあのネタ帳』という名前になっているようですが、トランス女性が手術なしで戸籍変更ができるようになったことを受け、やはり予想通りの大嘘を書いています。

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>>【速報】 高裁「男で生まれても『私は女』と思って生活してれば女。手術なんて不要」
>>自己申告で女風呂に入れる時代にwwwwww

魚拓

もちろん大嘘!!!

何故ここまで平然と嘘をまき散らせるのか想像も付きません。


既に別記事でも書いている通り、戸籍上の性別変更と女湯利用とには何の関係もありません!



だって当たり前でしょう。女湯に入るときに戸籍を提示するんですか? それに、戸籍や身分証を提示するなら、「自己申告で女湯に入れる」わけじゃないですよね。


今回性別変更が認められた裁判だって、自己申告で「私女です」と言えば性別変更が認められるようになったわけではありません。性別変更には外観要件も必要であり、「外観要件を満たしていれば手術をしなくてもよい」という判決なのです。
 今回の家事審判では、2004年施行の性同一性障害特例法が定める性別変更の5要件のうち、「変更する性別の性器に似た外観を備えている」(外観要件)の解釈が焦点となった。  高裁決定はまず外観要件の目的について、公衆浴場など性器が他人の目に触れる場所で生じる「社会生活上の混乱の回避」にあるとして、正当性があると指摘した。
 だが特例法の施行後、医学的な検討を経て、手術が必要かは人によって異なるとされている点などを重視。性別変更には常に手術が必要と解釈すれば、意思に反して体を傷つけられる手術を受けるか、性別変更を断念するかという二者択一を迫ることになり、「過剰な制約で違憲の疑いがある」との判断を示した。
 その上で外観要件について「他人が見て特段の疑問を感じない状態であれば足りる」との解釈を示した。申立人は手術を受けていないが、ホルモン投与で女性的な体になっているとして外観要件を満たすとし、女性への変更を認めた。
朝日新聞2024年7月10日
『あじあのネタ帳』みたいなものの妄想と全く異なり、「私は心は女です」と自己申告で性別変更が可能になったわけでもなければ、ましてや性別変更さえしていない身も心も男である人が「私は心は女です」と言えば女湯に入れるようになったわけではないのです。


もう本当に、トランスジェンダーの話が出るたびに同じデマを吐くのやめてください。

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