<ざっくり言うと>
- 百田尚樹大先生、地震注意報について、気象庁が「地震予知ではない」「あくまで普段の備えを再確認するためのもの」だと発表していることを無視して、「現代の科学では地震の予知は不可能」「機関の予算や利権の匂いがする。もしかしたら別の何かがあるのかもしれない」などと陰謀論をかましてしまう。
- 百田尚樹大先生、街頭演説で「この1週間以内に大地震は起こりません」と予言してしまう。根拠のない無責任なことを言わないでいただきたい。
- 百田尚樹大先生の過去の予言は悉く外れているので、できれば今回も「1週間以内に必ず地震が起こります」と予言してほしかった…。
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占い師や予言者は自分の予想が外れたときに責任を取ってくれません。まあ、遊びレベルならいいですが、そんなことを政党(?)の党首がすると大いに問題です。
先日の九州での地震の後、気象庁は地震から1週間ほどは最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。しかし、これは地震予知ではありません。




あくまで
「巨大地震注意は地震予知情報ではない」
「あくまで普段の備えを再確認するためのもの」
と発表されているにもかかわらず、その説明も聞かないで的外れなことを言う奴がいます。そう、我らが日本保守党党首、百田尚樹先生です。

>>そら、しょっちゅう出してたら、そのうちに当たるやろ。
>>なんか予算とか利権の匂いがする。

>>「起こってくれ!」と祈ってるかもしれんな。

>>私は今回の「地震注意報」(ほとんど科学的根拠もない)の裏には、
>>機関の予算や利権の匂いを感じる。

>>それと、現代の科学では地震の予知は不可能。
>>大した根拠もないのに注意報なんか出すなよと思う。

>>もしかしたら別の何かがあるのかもしれない。
「別の何かがあるのかもしれない」本当にこの人は陰謀論大好きですね。気象庁の裏に何があるというのでしょうね。最初っから地震の予知ではないって言ってるのに「確率的には、数日以内に大地震は起こらない可能性が大」とか「現代の科学では地震の予知は不可能」とか言ってるあたり、気象庁の発表を何にも聞いていないんでしょう。気象庁はこの注意報がどういうものであるか発表しているのに。
あくまで過去のデータから、地震が起きる可能性が「平時に比べて相対的に高まっている」というもので、「巨大地震注意は地震予知情報ではない」「あくまで普段の備えを再確認するためのもの」だと言っているのに、この発表の裏にいったい何があると言うんでしょうね。

(2024年8月10日の気象庁の発表)
そして、気象庁の発表に対して的外れな批判を繰り返した上に「大した根拠もないのに注意報なんか出すなよと思う」と言いながら、自分は大した根拠もないのに平然とこんなことを言ってのけるのです。
恐らくこの1週間以内に大地震は起こりません。
起こったら謝ります」
何でこの男は何の根拠の欠片もなくこんな発言が平然とできるんでしょうね。確率的に言ったら1週間以内に起きない可能性の方が高いのは当たり前。平時に比べて相対的に可能性が高まっているから「普段の備えを再確認するためのもの」だと言っているのに、そんなこと全く聞いちゃないんですよね。
そして、本当にこの男の発言に対する責任感は軽い。「大地震は起きません。起こったら謝ります」って、謝ってもらっても何の意味もない。百田尚樹って、自分の発言に対する責任感が本当に軽い。前に何度も「私は保守じゃない」とか言ってたくせに、「日本保守党」を立ち上げた際にそのことを突っ込まれたら「いつ保守じゃないなんて言った?」とか言ってましたからね。
「命を削って書いた」という作家をバカにしたかと思えば、自分自身で「命を削る思いで書いた」とか言っちゃうし。

>>「命を削って書いた」とか自分でのたまう作家がたまにいる。
>>大袈裟にもほどがある。
>>仮に本人がそう思っていたにせよ、
>>そんなこと口に出して言うなよと思う。

>>この半年間、命を削る思いで執筆した。
政治家というのは発言に対する責任感が必要ですが、それから考えると、百田尚樹氏はまるで「政治家にならないために生まれてきた」ような男ですね。
しかし、困ったことに、百田尚樹氏の予想はとにかく外れるんですよ。
2016年に「中国は尖閣諸島には間違いなく上陸してくる。おそらくこの一年以内に」と発言したのも見事に外れました。
2020年に「トランプ大統領は必ず再選される」と予言したのも、見事に外れました。
同じく2020年に
「中国はコロナで国民の命を無視して経済活動を再開して何百万人かは死ぬが経済は復興してすさまじい強国になる」
「新型コロナは中国の人工ウイルスと判明し、世界が中国に経済制裁し、苦境に陥った中国はテロ支援国家やならず者国家と組み、自由主義国家との間で新たな冷戦がはじまる」
という予言も見事に外れました。
このように、この男の予言は外れまくるので、できれば百田尚樹大先生には「1週間以内に必ず地震が決ます」と予言してほしかったです。そうしたら安心できたのに…。
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気象庁の発表を全然聞かずに陰謀論を唱えてしまう百田先生
占い師や予言者は自分の予想が外れたときに責任を取ってくれません。まあ、遊びレベルならいいですが、そんなことを政党(?)の党首がすると大いに問題です。
先日の九州での地震の後、気象庁は地震から1週間ほどは最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。しかし、これは地震予知ではありません。




あくまで
「巨大地震注意は地震予知情報ではない」
「あくまで普段の備えを再確認するためのもの」
と発表されているにもかかわらず、その説明も聞かないで的外れなことを言う奴がいます。そう、我らが日本保守党党首、百田尚樹先生です。

>>地域指定で地震が数日以内に起こるなんて、予測できるはずもないのに、「南海トラフ地震注意報」とかの影響で、新幹線がゆっくり進行。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) August 10, 2024
地域指定で地震が数日以内に起こるなんて、予測できるはずもないのに、いったい誰がどんな権限で、注意報を出したんやろ。
嫌な予感がするのは、こんな注意報が今後ちょくちょく出されるかもしれないことだ。…
>>そら、しょっちゅう出してたら、そのうちに当たるやろ。
>>なんか予算とか利権の匂いがする。

>>今頃、何とか注意報を出した組織の連中は、今頃、何とか注意報を出した組織の連中は、「起こってくれ!」と祈ってるかもしれんな。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) August 10, 2024
>>「起こってくれ!」と祈ってるかもしれんな。

>>私のポストに対して、サル並の知能の偽善者が騒いでるが、私のポストに対して、サル並の知能の偽善者が騒いでるが、私は今回の「地震注意報」(ほとんど科学的根拠もない)の裏には、機関の予算や利権の匂いを感じる。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) August 10, 2024
「注意報を出した連中は、起こってくれと祈ってるかもしれん」というポストは、それに対する皮肉にすぎない。
>>私は今回の「地震注意報」(ほとんど科学的根拠もない)の裏には、
>>機関の予算や利権の匂いを感じる。

>>確率的には、数日以内に大地震は起こらない可能性が大。数日以内に南海トラフの大地震が来ないとは絶対に言えない。どんな可能性もゼロではないから。極端な話、日本が沈没するくらいの地震が起こらないとも断言はできない。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) August 10, 2024
しかし確率的には、数日以内に大地震は起こらない可能性が大。
それと、現代の科学では地震の予知は不可能。…
>>それと、現代の科学では地震の予知は不可能。
>>大した根拠もないのに注意報なんか出すなよと思う。

>>今回の地震注意報の裏には、機関の予算や利権の匂いがする。こんなことは言いたくもないが…
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) August 10, 2024
わしは阪神淡路大震災も体験したし、東日本大震災の被災地には1000万円以上、能登地震にも500万円の義捐金を出した。
そんなわしが地震が起こってほしいと思うわけないやろ!
マジで和田政宗という国会議員は気持ち悪い。…
>>もしかしたら別の何かがあるのかもしれない。
「別の何かがあるのかもしれない」本当にこの人は陰謀論大好きですね。気象庁の裏に何があるというのでしょうね。最初っから地震の予知ではないって言ってるのに「確率的には、数日以内に大地震は起こらない可能性が大」とか「現代の科学では地震の予知は不可能」とか言ってるあたり、気象庁の発表を何にも聞いていないんでしょう。気象庁はこの注意報がどういうものであるか発表しているのに。
この地震を受けて気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報」を発表しました。そのうえで、現在の状況についても
マグニチュード7以上の地震が発生したあと、7日以内にマグニチュード8以上の地震が発生する頻度は数百回に1回程度だとしたうえで必ず巨大地震が発生することを伝えるものではないとしています。(NHK2024年8月11日)
また、紀伊半島で発生している「深部低周波地震」と呼ばれる小規模な地震活動に伴い、付近のひずみ計でも変化が観測されているということですが、これまでも繰り返しみられている現象だということです。とちゃんと説明しています。
このため、南海トラフ地震の想定震源域では、地殻変動や地震活動にこれまでのところ、特段の変化は観測されていないとしています。(NHK2024年8月11日)
あくまで過去のデータから、地震が起きる可能性が「平時に比べて相対的に高まっている」というもので、「巨大地震注意は地震予知情報ではない」「あくまで普段の備えを再確認するためのもの」だと言っているのに、この発表の裏にいったい何があると言うんでしょうね。

(2024年8月10日の気象庁の発表)
ヒャクトラダムスの大予言
そして、気象庁の発表に対して的外れな批判を繰り返した上に「大した根拠もないのに注意報なんか出すなよと思う」と言いながら、自分は大した根拠もないのに平然とこんなことを言ってのけるのです。
「こんなとこで賭けてもしゃーないですけど、「政府のやっている注意報は全く意味がない。
— あず娘 (@ajpmwtjgjexjhe) August 11, 2024
一週間以内に大地震は起こりません」 https://t.co/nQOESmUKzm pic.twitter.com/4zX4aOqC9Q
恐らくこの1週間以内に大地震は起こりません。
起こったら謝ります」
何でこの男は何の根拠の欠片もなくこんな発言が平然とできるんでしょうね。確率的に言ったら1週間以内に起きない可能性の方が高いのは当たり前。平時に比べて相対的に可能性が高まっているから「普段の備えを再確認するためのもの」だと言っているのに、そんなこと全く聞いちゃないんですよね。
そして、本当にこの男の発言に対する責任感は軽い。「大地震は起きません。起こったら謝ります」って、謝ってもらっても何の意味もない。百田尚樹って、自分の発言に対する責任感が本当に軽い。前に何度も「私は保守じゃない」とか言ってたくせに、「日本保守党」を立ち上げた際にそのことを突っ込まれたら「いつ保守じゃないなんて言った?」とか言ってましたからね。
「命を削って書いた」という作家をバカにしたかと思えば、自分自身で「命を削る思いで書いた」とか言っちゃうし。

>>「命を削って書いた」とか自分でのたまう作家がたまにいる。
>>大袈裟にもほどがある。
>>仮に本人がそう思っていたにせよ、
>>そんなこと口に出して言うなよと思う。

>>この半年間、命を削る思いで執筆した。
政治家というのは発言に対する責任感が必要ですが、それから考えると、百田尚樹氏はまるで「政治家にならないために生まれてきた」ような男ですね。
ヒャクトラダムス先生の過去の予言は外れまくっているが…
しかし、困ったことに、百田尚樹氏の予想はとにかく外れるんですよ。
2016年に「中国は尖閣諸島には間違いなく上陸してくる。おそらくこの一年以内に」と発言したのも見事に外れました。
2020年に「トランプ大統領は必ず再選される」と予言したのも、見事に外れました。
同じく2020年に
「中国はコロナで国民の命を無視して経済活動を再開して何百万人かは死ぬが経済は復興してすさまじい強国になる」
「新型コロナは中国の人工ウイルスと判明し、世界が中国に経済制裁し、苦境に陥った中国はテロ支援国家やならず者国家と組み、自由主義国家との間で新たな冷戦がはじまる」
という予言も見事に外れました。
このように、この男の予言は外れまくるので、できれば百田尚樹大先生には「1週間以内に必ず地震が決ます」と予言してほしかったです。そうしたら安心できたのに…。
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コメント
ヨーロッパにおける反ユダヤ主義、第一次大戦後のドイツで蔓延した背後の一突き、戦後日本が左翼や在日に支配されていたとする歪んだ思考、文化マルクス主義陰謀論、在日特権(もっともこれについては在日アメリカ軍特権があるので、あながち間違いでないけど、右の奴等は一切批判しないのが反社会的で人間の屑ですね)、コミンテルン陰謀論、Qアノン、アメリカ議事堂襲撃事件と、近代民主主義や現代市民社会を悉く腐敗させてきたのは、右の奴等ですからね。
しかも、陰謀論の特徴として国家権力みたいな強いものではなく、いつも弱者やマイノリティがターゲットにされているのです。
そして、上記の差別や大量虐殺や戦争を引き起こすと。
基本的にテメーが気に入らない物事を全て弱者やマイノリティに擦り付けて攻撃する幼稚で傲慢な思考があるからですね。
テメーがそうやって悦に浸っているだけならまだしも、それで差別や大量虐殺や戦争を引き起こしているのですから、存在そのものが極めて迷惑でサイコパスな奴等ですね保守右派は。
「チューチュースキーム」に通じるものがあるね。
本人達は天敵同士だけどロジックは似通ってる。
百田代表のツイートは問題無いと思うのだがな。
まあ本物の陰謀なんて滅多にない事だけど、こっちは単に陰謀だからダメと言って否定しているのではなくて、何の根拠も論理性もない荒唐無稽な陰謀論だから否定されているだけなんだが。
たとえば本物の陰謀を紹介したこんな記事がある。
陰謀がバレたひとたちのドキュメンタリー
https://pmazzarino.blog.fc2.com/blog-entry-384.html
著者もこう言っていますよ。
>みなさんすでにご存じとは思いますが、なんでみんなもっと喜ばないのですか? 興奮しないのですか? われわれは、違法な手段で政治を変えようと画策した陰謀がバレて失敗した実例をこの目で見られる幸運に恵まれたのですよ。貴重な歴史の瞬間に立ち会えたことを、もっと喜びましょうよ。
ちゃんと記事読んだの?
気象庁は地震予知情報ではないと言っているんだが。
荒唐無稽な陰謀論者にはまともな科学知識だけではなく国語力も必要だ。
科学者も気象庁も、難しくともどうにか「正しく」あろうとし、行政現場や市民との「リスクコミュニケーション」を「試行錯誤」しながら行っています。
そのような極めて真面目で大切な取組みを、百田のようなのはちゃかしているのであり、冗談だとしても、とても悪質だと思います。
地震などの大災害は、フィクションの世界の話ではなく、リアルの世界で起きていることなのに、こういう有害な行動を平気で行える者の気が知れません。
また、誰かを煽るつもりはないですが、
ここ数日あったやり取りからどうしても気にかかっていることがあるので一つだけ。
>>そして、本当にこの男の発言に対する責任感は軽い。「大地震は起きません。起こったら謝ります」って、謝ってもらっても何の意味もない。
百田について書かれた記事のこの部分を読んで、連想的に考えたことがひとつだけあります。
それは、過去歴史について、現代の「一般市民」の日本人が現代の韓国人などに謝るかどうかという話です。
「謝ればよい」とか「俺なら謝りますけどね」などと言う人がいますが、
「そんな風に謝ることに、なんの意味があるのか」という話です。
謝れば一時的にその場が情緒的に和むぐらいのことはあるのかもしれませんが、そういう試みの効果は殆ど継続性がなく、うまくいかなかったと思います。というか、そういう実体験をよく聞きます。
第二次世界大戦後のドイツ人とフランス人の例を挙げる人がいますが、フランス人の方がドイツ人を「赦す」といういかにも「キリスト教の道徳・価値観」に沿った応じかたをしたから、あの謝罪モデルは今のところうまくいっているのです。一般論的な話として、フランス人の方も対応を「心得ている」から、うまくいくのです。でも、残念ながら日韓って……。
(だから、日韓の場合は、日本政府が公式見解として過去の過ちを認め謝罪したことで、この件は完全に終わらせ、国民には謝罪の責をおわせないとするしかないと私は考えざるを得ないのです。個人的に謝りたいという人がいるならそれは自由ですが、他人にそれを強いてはいけません。強いるなら、憲法にも違反しています)
続き
それから百田みたいなのであれば、いくらでも演技で「謝る」ことができるんですよね。
むしろ百田なら「彼のエンタメとして、演技の一かんとして、形だけ韓国に謝り続ける」ぐらいのことはするだろうな、と思います。コロコロ方向転換的に発言を変えます。発言が軽いんです。
「謝る」っていうのは、そんなに「軽い」話じゃないのにね。
陰部論(genital area theory?)
独自のカテゴリーを作るわーくにスゴい